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三輪緑地の自然-昆虫他

 2023/5/7更新
シオカラトンボシオカラトンボ
シオカラトンボ(トンボ科 2107) 塩辛蜻蛉。広く分布し、最も身近なトンボ。雌は黄色でムギワラトンボとも言われる。複眼は雄が青色、雌が緑色。
オオシオカラトンボオオシオカラトンボ
オオシオカラトンボ(トンボ科 2107) シオカラトンボより尾が太く、翅の付け根が暗褐色になる特徴があります。区別は難しい。雌は黄色。
シオヤトンボシオヤトンボ
シオヤトンボ(トンボ科 2105) 塩屋蜻蛉。シオカラトンボに似ていますが、幅広く見えます。これは雌。水田の近くで見られます。
ノシメトンボノシメトンボ
ノシメトンボ(トンボ科 2109) 熨斗目蜻蛉。腹部の黒い斑紋が熨斗目模様に似ている。広く分布している。翅の先が褐色になっている。
アオイトトンボアオイトトンボ
アオイトトンボ(アオイトトンボ科 2010) 青糸蜻蛉。胴体が細く頼りなく飛ぶイトトンボ。水辺やその周辺で生活する。全国に広く分布している。
モンキアゲハモンキアゲハ
モンキアゲハ(アゲハチョウ科 2305) 紋黄揚羽。大型のアゲハチョウ。後翅に黄白色の斑が目立つので、一見して分かる。暖地の蝶だが今は東北まで分布してる。
スジグロシロチョウスジグロシロチョウ
スジグロシロチョウ(シロチョウ科 2108) 筋黒白蝶。モンシロチョウに似ているが、翅の脈が黒くなっている。飛んでいると区別は難しい。
キタキチョウキタキチョウ
キタキチョウ(シロチョウ科 2103) 黄蝶。成虫越冬するので、春先から見かける。なかなか翅を開いて止まってくれない。裏には茶色の斑点が散在する。
アカボシゴマダラアカボシゴマダラ
アカボシゴマダラ(タテハチョウ科 2007) 赤星胡麻斑。故意か不注意か放蝶されたものが関東地方を中心に分布を広げている。食樹はエノキ。
ヒメアカタテハヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科 1907旭町) 姫赤立羽。アカタテハに似ているが、後翅も前翅と色調が同じなので区別できる。世界的に広く分布している。
キタテハキタテハ
キタテハ(タテハチョウ科 2106大戸) 黄立羽。黄色より褐色が目立つ。食草が普通に分布するカナムグラで、かつてもっとたくさんいたように思う。
ツマグロヒョウモンツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科 2105) 褄黒豹紋。これは雌。雄は前翅の先が黒く、白い帯が入ります。全体に豹柄の模様があります。
ルリタテハルリタテハ
ルリタテハ(タテハチョウ科 2103) 瑠璃立羽。成虫越冬するので、冬でも暖かい日には見かける。日向ぼっこをしているとき開いた翅にある紫の帯が目立つ。
コミスジコミスジ
コミスジ(タテハチョウ科 2107) 小三條。三本の筋が目立つ。あまり羽ばたかないでとび、翅を開いて葉に止まる。よく見かける蝶。
テングチョウテングチョウ
テングチョウ(タテハチョウ科 2012) 天狗蝶。頭に長く延びる突起があり、天狗の鼻のように見える。日本全国に分布している。オレンジ色の模様が独特。
ムラサキシジミムラサキシジミ
ムラサキシジミ(シジミチョウ科 2009) 紫小灰蝶。雑木林で見られる。翅の表が青紫色で、周囲を黒褐色で縁取られていて美しい。
ツバメシジミツバメシジミ
ツバメシジミ(シジミチョウ科 2108) 燕小灰蝶。後翅に橙色の紋があり、細い尾状突起を持つ。日本に広く分布している。草原などで見られる。
ウラナミシジミウラナミシジミ
ウラナミシジミ(シジミチョウ科 2109) 裏波小灰蝶。名の通り、翅の裏に褐色の縞模様がある。後翅の黒い模様と細い尾状突起が頭のようで、敵を欺くという。
ダイミョウセセリダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科 2105) 大名挵。セセリチョウの中ではのんびり飛んでいて、翅を開いて止まります。関西型は後翅にも白い斑があるそうです。
ヒメウラナミジャノメヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメ(ジャノメチョウ科 2007本町田) 姫裏波蛇目。蛇目紋を持つジャノメチョウの仲間は色も地味で、目立たない。日本全国に分布している。
クロコノマチョウクロコノマチョウ
クロコノマチョウ(ジャノメチョウ科 2010) 黒木間蝶。林の下に止まっていて、近づくと急に飛び立ちびっくりする。枯れ葉に紛れて見つけにくい。
クロヒカゲクロヒカゲ
クロヒカゲ(ジャノメチョウ科 2105) 黒日陰。林の中や縁で見られます。似た種類が多く、蛇の目の数や位置などで区別します。
ケンモンミドリキリガ
ケンモンミドリキリガ(ミドリケンモン-ヤガ科 2011) 蛾は蝶の20倍ほどの種類がある。夜行性の夜蛾。ウメノキゴケの生えた樹皮に止まると見つけにくい(擬態)。
ウスチャヤガ
ウスチャヤガ(ヤガ科 2011) 似たものが多く、調べにくい夜蛾。ヤガは蛾の25%を占める大きな仲間。天敵のコウモリが発する超音波を感じ、逃げる。
オオトビモンシャチホコ
オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科 2011) 中央の黒い太線と下部の湾曲した細い黒線が特徴。幼虫は怒ると体を反らしシャチホコの様になる。
シロジマエダシャクシロジマエダシャク
シロジマエダシャク(シャクガ科 2105) エダシャクは多くの種類があります。白地に灰色の紋があり、後翅の縁に黄色と黒の模様があります。
ドウガネブイブイドウガネブイブイ
ドウガネブイブイ(コガネムシ科 2007) コナラなど樹液が出ているところにいろいろな昆虫が集まる。「森の食堂」はよい観察ポイント。スズメバチに注意。
マメコガネマメコガネ
マメコガネ(コガネムシ科 2108) 豆黄金。小型のコガネムシ。日本在来種だが、天敵のいない北米に入って重要な農業害虫となっている。
オオセンチコガネオオセンチコガネ
オオセンチコガネ(コガネムシ科 2204) 大雪隠黄金虫。動物の糞や死骸に集まる糞虫の仲間。いわば森の掃除屋さん。タヌキの糞から出てきた。
タマムシタマムシ
タマムシ(タマムシ科 2109) 玉虫。緑色の金属光沢に赤い筋の入った美しい昆虫。工芸品の飾りとして古くから利用されてきた。法隆寺宝物「玉虫厨子」は有名。
ショウリョウバッタショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ(バッタ科 2108) 精霊蝗虫。お盆の頃に現れる。オスは5cmくらい、メスは倍ほどある大型のバッタ。オスは飛ぶときキチキチと音を立てる。
コカマキリコカマキリ
コカマキリ(カマキリ科 2010) 小螳螂。やや小ぶりな茶色いカマキリ。稀に緑色の個体もあるとか。鎌の内側の黒斑が特徴。昆虫を捕食している。雄もご用心。
ホシハラビロヘリカメムシホシハラビロヘリカメムシ
ホシハラビロヘリカメムシ(ヘリカメムシ科 2007) カメムシの仲間はいやな匂いがするので、あまり好かれない。種類も多く、デザインも多様で、魅力を感じる。
ニイニイゼミニイニイゼミ
ニイニイゼミ(セミ科 2107) 一番早く鳴き出す小型のセミ。アブラゼミなどが出てくると聞きにくくなる。久しぶりでうるさいほど鳴いているのを聞いた。
アブラゼミアブラゼミ
アブラゼミ(セミ科 2108) 油蟬。翅が不透明なのはセミの仲間では珍しい。鳴き声で暑さを肌に擦り込まれるような感じがする。部屋に飛び込んできたりもする。
ミンミンゼミミンミンゼミ
ミンミンゼミ(セミ科 2108) 蛁蟟。アブラゼミと共に団地の樹木にもたくさんいる。翅が透明なセミは正面からは見つけにくい。
ツクツクボウシツクツクボウシ
ツクツクボウシ(セミ科 2108 相模原市) ツクツクボウシが鳴き出すと秋を感じるが、8月初めから出現する。鳴くと他の樹に移ってしまうので、捕まえにくい。
ジョロウグモジョロウグモ
ジョロウグモ(ジョロウグモ科 2009) 女郎蜘蛛。林の中でよく見られる。雄は雌より小さく、雌に食われてしまうこともある。食事中を狙って交尾する。
ササグモササグモ
ササグモ(ササグモ科 2108) 笹蜘蛛。草木の枝や葉の上を歩き回り小さい昆虫を捉える。細長い脚に鋭い毛がまばらに生えている。体に茶色い筋が入っている。