三輪緑地の自然目次  草本(春)  草本(夏・秋)  木本  シダ・菌    昆虫他

三輪緑地の自然-草本(夏・秋)

 2023/6/8更新
ヘクソカズラヘクソカズラ
ヘクソカズラ(アカネ科 2107) 屁糞葛。葉を潰すと悪臭がするので命名された。花の中央にある赤い部分をお灸の跡に見てヤイト(灸)バナの名もある。
ユウゲショウユウゲショウ
ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ-アカバナ科 2009) 夕化粧、マツヨイグサと同属だが、夕方に開花するわけではない。北米・南米原産、世界に広く分布している。
ミズタマソウミズタマソウ
ミズタマソウ(アカバナ科 2107) 水玉草。白い毛が密生する果実の様子を水玉に見立てた。花弁や萼が2枚。林縁の日陰を好む。
カナムグラカナムグラ
カナムグラ(雌花)(アサ科 2009) 鉄葎、雌雄異株のツル植物。茎にトゲがありよくからまる。近縁種のカラハナソウはホップの原種。
ヤブマオヤブマオ
ヤブマオ(イラクサ科 2009) 藪苧麻、林縁に普通。近縁種と自然に交配を繰り返していて、分類がむずかしい。かつては繊維植物として利用された。
ウドウド
ウド(ウコギ科 2009) 独活、若葉や茎は山菜として利用される。室でも野菜として栽培される。大きく育つと役に立たない(ウドの大木)。
スズメウリスズメウリ
スズメウリ(ウリ科 2209) 雀瓜。1~2cmの丸い果実がなる。カラスウリより可愛いから雀なのか。熟すと白くなる。
オオバコオオバコ
オオバコ(オオバコ科 2010) 大葉子、公園や緑地など適当に踏みつけられるところに生えている。林の中では他の植物に負けてしまう。
オモダカオモダカ
オモダカ(オモダカ科 2109) 面高、沢瀉。水田雑草の一つ。長い鏃形の葉が特徴。栽培種はクワイ。
 
ツリガネニンジンツリガネニンジン
ツリガネニンジン(キキョウ科 2109) 釣鐘人参。花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似ている。トトキの名もある。少なくなっているようだ。
カントウヨメナカントウヨメナ
カントウヨメナ(キク科 2107) 普通に見られる野菊。似たものにヨメナ(カンサイヨメナ)、ユウガギクがあり、花だけでは難しく、果実を調べる必要がある。
コセンダングサコセンダングサ
コセンダングサ(キク科 2009) 小栴檀草、果実の先端に逆トゲがあり、衣服につきやすい(ひっつき虫と言われる)。これも似た種類が多い。
コシロノセンダングサコシロノセンダングサ
コシロノセンダングサ(キク科 2109寺家) 小白の栴壇草。コセンダングサに似ているが、白い舌状花がある。舌状花が小さいものもあり、区別しにくい。
アメリカセンダングサアメリカセンダングサ
アメリカセンダングサ(キク科 2010) 湿気の多いところを好む。前種に似ているが、頭花の下から数枚の苞が伸びるので区別できる。
ヒヨドリバナヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(キク科 2009) 鵯花、細長い筒状花がまばらに伸びている。秋の七草のフジバカマの花も似ているが、野生のものはなかなか見られない。
カシワバハグマカシワバハグマ
カシワバハグマ(キク科 2010) 柏葉白熊、茎の中程に大きな葉がまとまってつく。管状花の先が裂けていて、仏具の白い毛の飾り(はぐま)に見立てた。
キバナガンクビソウキバナガンクビソウ
キバナガンクビソウ(ガンクビソウ-キク科 2010) 黄花雁首草、林の中に生えている。頭花の様子がキセルの頭に似ていると見た。キセルを知らない人が増えた。
ヤブタバコヤブタバコ
ヤブタバコ(キク科 2010) タバコに似た葉を付ける直立した茎の先端から、横に伸びる枝を長く伸ばし、そこに多数の葉と花を並べる。(Wikipedia)
セイタカアワダチソウセイタカアワダチソウ
セイタカアワダチソウ(キク科 2010三輪町) 背高泡立草、かつて、河原や休耕田一面に広がっていたが、今はそれほどでもない。花粉症の原因にはならない。
ノハラアザミノハラアザミ
ノハラアザミ(キク科 2010) 野原薊、林縁などに咲いている。春に咲くノアザミとよく似ている。切れ込みのある大きな葉が残っている。総苞は粘らない。
ハキダメギクハキダメギク
ハキダメギク(キク科 2010) 掃溜菊、牧野博士が掃きだめで発見して命名された。今となってはわかりにくい名となった。路傍や空き地に多い。
シラヤマギクシラヤマギク
シラヤマギク(キク科 2110本町田) 白山菊。白く、山地に咲く野菊。下の方の葉は卵心形で大きい。
 
ヤクシソウヤクシソウ
ヤクシソウ(キク科 2010) 薬師草、秋の里山の路傍で黄色い花が目立つ。咲き終わると下を向く。葉が薬師如来の光背に似ているとする説もある。
ブタクサブタクサ
ブタクサ(キク科 2108) 北米原産。花粉症の原因植物として話題になった。久しぶりに道路脇で見かけた。定着はしていないようだが、なくなってもいない。
オオブタクサオオブタクサ
オオブタクサ(クワモドキ-キク科 2009) 花粉症の原因植物として知られる。ブタクサは最近あまり見かけなくなったが、オオブタクサは各地で繁茂している。
ベニバナボロギクベニバナボロギク
ベニバナボロギク(キク科 2108) 紅花襤褸菊。アフリカ原産の帰化植物。管状花だけからなり、先端が赤くなる。
 
マルバフジバカママルバフジバカマ
マルバフジバカマ(キク科 2110) 丸葉藤袴。北米原産。白い筒状花だけからなる頭花をたくさん付ける。強羅公園から広がった。繁殖力が強い。
アメリカタカサブロウアメリカタカサブロウ
アメリカタカサブロウ(キク科 2109上小山田) アメリカ高三郎。語源は不明。水田雑草の一つ。南米原産。タカサブロウに置き換わっている。
ヤブランヤブラン
ヤブラン(キジカクシ科 2107) 藪蘭。ランの仲間ではない。林床に広がる。ユリ科から変更になった。秋に5ミリほどの光沢のある黒紫の種子を付ける。
キツネノマゴキツネノマゴ
キツネノマゴ(キツネノマゴ科 2110) 狐の孫。茎の先に円筒形の花序ができ、少しずつ開花する。花序の形が狐の尾に似ていて小さいからとする説がある。
センニンソウセンニンソウ
センニンソウ(キンポウゲ科 2108) 仙人草。実につく綿毛を仙人のヒゲに見立てた。有毒植物で、動物は食べない(ウマクワズ)。
オオバギボウシオオバギボウシ
オオバギボウシ(クサギカズラ科 2107) 大葉擬宝珠。蕾が欄干の擬宝珠に似ている。若葉は山菜のウルイ。草原や林縁に広く分布している。元ユリ科。
ツルボツルボ
ツルボ(クサギカズラ科 1409忠生公園) 蔓穂。ユリ科から変わった。球根の皮をむくとつるつる坊主のよう→ツルボ。蔓ではない。一面に咲くと美しい。
アオミズアオミズ
アオミズ(クワ科 2010) 青くて茎がみずみずしい。林の湿ったところに生えています。ミズの仲間は山菜として食べることができます。
アキノタムラソウアキノタムラソウ
アキノタムラソウ(シソ科 2007) 秋といいながら7月から開花している。ハルノタムラソウ、ナツノタムラソウもあるが、この辺ではアキノタムラソウだけ。
マルバハッカマルバハッカ
マルバハッカ(シソ科 2108三輪町) ヨーロッパ原産。ハーブの一つでアップルミントとして知られている。
 
イヌゴマイヌゴマ
イヌゴマ(シソ科 2107) 犬胡麻。田の傍の林縁に生えていた。葉や茎はざらざらする。葉の表面にしわがある。果実がゴマに似ているが役に立たない。
イヌコウジュイヌコウジュ
イヌコウジュ(シソ科 2109尾根緑道) 犬香需。日本全土の道ばたに分布。ヒメジソに似ているが、茎に細毛が多い。役に立たない香需(生薬)の意味か。
ツリフネソウツリフネソウ
ツリフネソウ(ツリフネソウ科 1810忠生公園) 釣船草。湿ったところを好む。花が細い糸で釣り下がっている。花の形が帆掛け船に見えた。
イヌタデイヌタデ
イヌタデ(タデ科 2010) 犬蓼、食べられないタデの意味もあるとか。アカマンマとして親しまれていて、タデの仲間では最も知られている。
オオケタデオオケタデ
オオケタデ(タデ科 2009) 大毛蓼、大型のタデで、全体に長い毛が生えている。花も紅色で美しい。白花もある。栽培されていたものが今では野生化している。
ママコノシリヌグイママコノシリヌグイ
ママコノシリヌグイ(タデ科 2009) 継子の尻拭い、何とも厳しい名がつけられた。茎や葉には鋭い逆棘がある。継子は差別語で植物名に残るのみか。
ミゾソバミゾソバ
ミゾソバ(タデ科 1810忠生公園) 溝蕎麦。溝や用水路に生えている。見かけが蕎麦に似ている。葉の形からウシノヒタイとも言われる。
ミズヒキミズヒキ
ミズヒキ(タデ科 2009) 水引、花の上側は赤く、下側は白い。白いミズヒキもある。路傍で普通に見られるが、沖縄県では絶滅危惧種になっている。
ツユクサツユクサ
ツユクサ(ツユクサ科 2009) 露草、英名はDayflower、古くはつきくさ(月草、着草)といわれた。親しまれている種類で、蛍草、帽子花、青花など別名が多い。
ヤブミョウガヤブミョウガ
ヤブミョウガ(ツユクサ科 2009) 薮茗荷、葉がミョウガに似ているが、科は異なる。薄暗い林の中で咲く白い花は幻想的。若芽は食用になる。
イボクサイボクサ
イボクサ(ツユクサ科 2109) 疣草。この草の汁を塗るとイボが取れると考えられていた。効果はない。やっかいな水田雑草の一つ。
オオニシキソウオオニシキソウ
オオニシキソウ(トウダイグサ科 2009) 大錦草、北米原産。庭に広がるコニシキソウより大型で、茎が立ち上がる。向かい合ってついた葉(対生)に濃い斑がある。
エノキグサエノキグサ
エノキグサ(アミガサソウ-トウダイグサ科 2010) 榎草、葉がエノキに似ている。路傍に多い。苞葉が大きく花序を包む様子が編み笠に似ている。
ヒヨドリジョウゴヒヨドリジョウゴ
ヒヨドリジョウゴ(ナス科 2009) 鵯上戸、林縁に多く、下部の葉は切れ込んで独特の形となる。花弁が反り返るのが特徴。熟すると赤い実をつける。
ウシハコベウシハコベ
ウシハコベ(ナデシコ科 2010) 牛繁縷、ハコベに似ていて大型。路傍や空き地に生えている。花弁が深く切れ込み、10枚に見えるのはハコベ類の特徴。
ナンバンギセルナンバンギセル
ナンバンギセル(ハマウツボ科 2109寺家) 南蛮煙管。ススキの根に寄生していることが多い。篠笹の傍に生えていた。
 
ダイコンソウダイコンソウ
ダイコンソウ(バラ科 2107) 大根草。根元の葉(根生葉)が大根に似ている。林縁などに生え、広く分布している。全体に粗い毛がある。
ヒガンバナヒガンバナ
ヒガンバナ(ヒガンバナ科 1509忠生公園) 彼岸花、曼珠沙華。花が終わると葉が出て越冬。夏に葉が枯れると花茎が伸びてくる。鱗茎は有毒。種子はできない。
ニラニラ
ニラ(ヒガンバナ科 2009) 韮、野菜として栽培されている。始末の悪い雑草のハタケニラは春に開花。スイセンを間違えて食べて中毒する人がいる。
ヒカゲイノコヅチヒカゲイノコヅチ
ヒカゲイノコヅチ(イノコヅチ-ヒユ科 2009) 日陰猪子槌、茎の節が膨らんで堅くなり、叩かれると痛い。果実が動物の体について分布を広げる作戦。
ヒナタイノコヅチヒナタイノコヅチ
ヒナタイノコヅチ(ヒユ科 2010三輪町) 日向猪子槌、ヒカゲイノコヅチより多毛。葉は小さく波打っている。穂は太く短いなどの相違点。この写真は結構長い。
ゲンノショウコゲンノショウコ
ゲンノショウコ(フウロソウ科 2109) 現の証拠。日本全体に広く分布している。下痢止めや胃腸病に効能がある薬草。紅色の花を付ける系統もある。
ヌスビトハギヌスビトハギ
ヌスビトハギ(マメ科 2108) 盗人萩。林縁などに多い。めがね型の果実は”ひっつき虫”で、歩いていると衣服に付いて困る。植物の拡大戦略。
アレチヌスビトハギアレチヌスビトハギ
アレチヌスビトハギ(マメ科 2009) 最近増えてきた北米原産の帰化植物。莢が四つにくびれているものが多い。これもひっつき虫の一つ。
ヤハズソウヤハズソウ
ヤハズソウ(マメ科 2009) 矢筈草、葉は3小葉からなり、脈が縁まで達しているので、引っ張ると矢筈状にちぎれる。開発の進んだところでは少ない。
クズクズ
クズ(マメ科 2009) 葛、蔓を長く伸ばし、木の枝も覆う。野作業にはやっかいな植物で嫌われる。肥大した塊根から葛粉をとり、葛湯や葛餅にする。
ヤブハギヤブハギ
ヤブハギ(マメ科 2009) 藪萩、ヌスビトハギとごく近縁。葉が薄く、毛が少ない事などが異なる。サングラスのような実をつけるひっつき虫。
ヤブマメヤブマメ
ヤブマメ(マメ科 1509小山田緑地) 藪豆。林縁や草原などに広く分布している。花弁の先の方が紫色になる。地中に閉鎖花も付ける生き残り戦略。
ネコハギネコハギ
ネコハギ(マメ科 2209) 猫萩。日当たりの良い草地などで這っている。軟毛が多く、猫を触っているようだとも。
ヤブツルアズキヤブツルアズキ
ヤブツルアズキ(マメ科 2109) 藪蔓小豆。栽培アズキの原種。蔓を伸ばして絡みつく。細長い果実にできる種子はアズキより小さい。
マツカゼソウマツカゼソウ
マツカゼソウ(ミカン科 2107) 松風草。草姿に秋風を感じたのか。林縁などで広く見られる。何回か分かれた先の小葉は倒卵形で先端が丸い。
コナギコナギ
コナギ(ミズアオイ科 2109) 小菜葱。水田の強雑草の一つ。無農薬栽培の田では除草を怠ると一面に茂ることもある。
 
ミソハギミソハギ
ミソハギ(ミソハギ科 2107) 禊萩、水辺に生える。古くから盆花として利用されてきた。禊に使ったとも、溝に生える溝花に由来するとも。
オニドコロオニドコロ
オニドコロ(ヤマノイモ科 2107) 鬼野老、ハート型の葉を互生するつる植物で林縁に多い。ヤマノイモのようなムカゴはつけない。
ヤマホトトギスヤマホトトギス
ヤマホトトギス(ユリ科 2009) 山杜鵑、花弁(花被片)の斑点がホトトギスの胸の模様に似ている。植物のホトトギスの花は淡紅紫色。
ヤマユリヤマユリ
ヤマユリ(ユリ科 2007) 日本特産の美しい大型のユリ。花が咲くまで5年かかり、年々数が増える。鱗茎は食用や生薬になる。
タカサゴユリタカサゴユリ
タカサゴユリ(ユリ科 2108) 高砂百合。台湾原産。園芸用に移入されたものが野生化している。
 
トサノクロムヨウラントサノクロムヨウラン
トサノクロムヨウラン(ラン科 2107) 土佐の黒無葉蘭。広葉樹の林床に生える菌寄生植物で、葉緑素を持たない。クロムヨウランの変種で、開花する。珍しい。
ノカンゾウノカンゾウ
ノカンゾウ(ワスレグサ科 2107) 野萱草。萱草は中国にあるホンカンゾウ。田の畦や林の縁に生えている。若い葉は食べられる。ニッコウキスゲも近い仲間。
ジュズダマジュズダマ
ジュズダマ(イネ科 2009) 数珠玉、水辺に多い。苞(ほう)が丸く堅くなる。数珠を作ったり、お手玉に入れた。栽培種はハトムギ。
アキノエノコログサアキノエノコログサ
アキノエノコログサ(イネ科 2010) ねこじゃらし(エノコログサ)の仲間。区別は難しいが、穂が曲がる傾向がある。五穀のアワも近縁の種類。
アズマネザサアズマネザサ
アズマネザサ(イネ科 2010) 林の中で繁茂している。山作業で退治するのは大変。タケとササはタケ科とされていたが、イネ科にまとめられた。
ヌカキビヌカキビ
ヌカキビ(イネ科 2010) 穂がまばらな植物で写真が難しい。次種とよく似ている。一番上の葉から花柄が伸び出す。湿ったところを好む。
オオクサキビオオクサキビ
オオクサキビ(イネ科 2010) ヌカキビに比べて穂が立つ傾向がある。一番上の葉の中に花柄が残っている。路傍にも生えている。
ススキススキ
ススキ(イネ科 2010) 秋の七草の尾花はススキ。萱葺き屋根の主材料。葉の縁に小さいトゲがあり触ると手を切ることがある。古株は株立ちして場所を占める。
オギオギ
オギ(イネ科 2010) ススキに似ている。湿地を好み河原で大群落を作る。穂に白い長毛が生える。芒がないことと、株立ちしないことがススキとの区別点。
セイバンモロコシセイバンモロコシ
セイバンモロコシ(イネ科 2009) 西播蜀黍。河川敷、荒れ地などで増えている役に立たない強害雑草。ススキとの競争があるように思われる。
メヒシバメヒシバ
メヒシバ(イネ科 2010) 雌日芝。漢字で書かないと覚えにくい。畑地などではびこる。茎が這って根を伸ばすので、抜くのも刈るのも苦労する。
ケチヂミザサケチヂミザサ
ケチヂミザサ(イネ科 2010) 林の中に生えている。葉が縮れていて、茎に毛があるのが特徴。穂を触るとベタベタし、衣服によくつく。
イヌビエイヌビエ
イヌビエ(イネ科 2108) 犬稗。水田雑草として嫌われる。穀物のヒエはイヌビエが改良された。よく似た数種類がある。
 
ガマガマ
ガマ(イネ科 2108寺家) 蒲。水辺に生える。円柱形の雌花の上に雄花が付いている。熟すると”ガマの穂”が崩れて白い毛に包まれる。
カヤツリグサカヤツリグサ
カヤツリグサ(カヤツリグサ科 2009) 蚊帳吊草、線香花火を逆さにしたような形。イネ科とともに葉が細長いグループ。茎の断面は三角形。似たものが多い。
メリケンガヤツリメリケンガヤツリ
メリケンガヤツリ(カヤツリグサ科 2108) アメリカ原産の帰化植物。湿ったところを好んで生える。大株になることもある。多数の小穂が頭状に集まる。
タマガヤツリタマガヤツリ
タマガヤツリ(カヤツリグサ科 2109) 玉蚊帳釣。水田や休耕地などの湿地に生え、くす玉のような穂をつける。穂の下に2,3枚の葉(苞葉)が目立つ。