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三輪緑地の自然-シダ植物他

 2023/5/7更新
ベニシダベニシダ
ベニシダ(オシダ科 2009) 林の中に広く分布している。若い葉は紅色を帯びて美しいく、好まれる。葉裏に胞子嚢がつき、それを覆う包膜は丸く並んでいる。
ヤブソテツヤブソテツ
ヤブソテツ(オシダ科 2010) 林の中や人家の周辺に広く分布している。羽片の数が多く、全体が細長い形になる。変異が多く、いくつかに区別されることもある。
ナガバヤブソテツナガバヤブソテツ
ナガバヤブソテツ(オシダ科 2102) ヤブソテツと似ている。羽片の幅が先端近くまでほぼ同じで、縁に粗い鋸歯がある。前種とともに一回羽状複葉。
リョウメンシダリョウメンシダ
リョウメンシダ(オシダ科 2010) ひっくり返しても同じようなので両面羊歯。大型のシダで、外周の切り通しの所に生えている。特徴を覚えたら忘れない。
イノデイノデ
イノデ(オシダ科 2103) 猪の手。葉柄に鱗片を密につける様が猪の手に似ていると見た。鱗片は幅広い。葉が放射状に広がる。
アスカイノデアスカイノデ
アスカイノデ(オシダ科 2102) イノデの仲間は葉柄が短く、鱗片が多い。鱗片や胞子嚢の付き方などで区別する。鱗片は細長い。
オオバノイノモトソウオオバノイノモトソウ
オオバノイノモトソウ(イノモトソウ科 2102) 井の元草。井戸端や石垣によく生えている。細長い羽片が特徴。胞子葉は羽片の幅が狭く縁に胞子嚢をつける。
イワガネソウイワガネソウ
イワガネソウ(イノモトソウ科 2102) 岩ヶ根草。羽片はササの葉に似ている。よく似たイワガネゼンマイとは葉脈が網目状につながることで区別できる。
フモトシダフモトシダ
フモトシダ(コバノイシカグマ科 2102) 山の麓を好む。羽片は深く切れ込まない。全体に多毛。鱗片はない。胞子嚢の膜がポケット形になっている。
カニクサカニクサ
カニクサ(カニクサ科 2010) 一枚の葉がつる状に長く延びる独特の形が特徴。写真は胞子をつけない葉(栄養葉)。各地でよく見かける。
ゼンマイゼンマイ
ゼンマイ(ゼンマイ科 2104) 新芽は綿をかぶったゼンマイの形をしている。新芽は食用になるが、茹でて、あく抜きをして、干してと手間がかかる。
スギナスギナ
スギナ(トクサ科 2010) 杉菜(土筆)。ツクシは「スギナの子」ではなくて「スギナの胞子茎」。栄養茎(スギナ)と胞子茎の形が異なる。ツクシの袴は葉の変形。
フユノハナワラビフユノハナワラビ
フユノハナワラビ(ハナヤスリ科 2109) 冬花蕨。生え際で栄養葉と胞子葉が別れ、胞子葉は立ち上がり花のように見える。このまま冬を越し、初夏に枯れる。
カエンダケカエンダケ
カエンダケ([猛毒]ボタンタケ科 2007) コナラの大木の生え際で撮影した。触れただけで、皮膚がただれるほどの強い毒性があり、食べると命に関わる。
シロキクラゲシロキクラゲ
シロキクラゲ(シロキクラゲ科 2105) 白木耳。落葉広葉樹(コナラなど)の枯れ木に生え、食用となります。中国では不老長寿の薬として尊ばれるとか。