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アピア

アピア(Apia)はサモア独立国(Independent State of Samoa)の首都。赤道の南1,540Km、南太平洋の中心に位置する大小10の島から形成されている。小説「宝島」「ジキル博士とハイド氏」の作家スチーブンソンが晩年を過ごした島。アピアはウポル(Upolu)島の北中央部に位置している。人口18万人。日付変更線のすぐ東側にあり、世界で最後に日が暮れる国である。観光ポイントはスチーブンソン博物館、国会議事堂など。】

 4月16日、岸壁には「歓迎にっぽん丸サモア寄港」の幕を持った女性の脇で20人ほどの男女がウエルカムダンスを披露してくれた。力強く、精力的な踊りで長時間熱いコンクリートの上で、汗だくになって迎えてくれる様子は感動的だった。リーダーの号令の元一糸乱れぬ動きに感心もした。テントの中には臨時のおみやげ店が用意され、町に向かうシャトルバスも待機している。

歓迎のダンス歓迎のダンス

 4時前用意が出来て下船。シャトルバスで「ホテル・キタノサモア」に向かいそこから町を見ながら歩いて船に戻ることにした。車の往来も盛んで、活気を感じる町であった。立派な中央銀行や政府の総合庁舎、教会もいくつかある。太いガジュマルの並木の向こうには洋品店、スーパーマーケット、ビアホールなどが並んでいる。通りかかる人が皆「こんにちは」と声をかけてくるので、覚え立ての「タロファ」で応ずるとにこやかな顔が返ってくる。思ったほど太った人は多くなかった。(写真 左:中央銀行と政府総合庁舎 右:図書館)

中央銀行と政府総合庁舎図書館 ココヤシアブラヤシ

左:ココヤシ 右:アブラヤシ