グアヤキル
【エクアドル共和国(Republica del Ecuador)は南米西部に位置する共和制国家。1,000Km離れたガラパゴス諸島を領有する。首都はキト、グアヤキルは漁業と製造業の中心地で最大の都市である。人口は330万人。輸入のほぼ全て輸出の大部分を扱う重要な貿易港となっている。「エクアドル」は赤道を意味する。また、「グアヤキル」はスペイン人と戦った伝説のインディオ グアヤスと妻キルに由来(Guayas-Quil)している。グアヤス川を河口から60Kmほど遡上したところに位置している。】
グアヤキル
5月13日「グアヤキル市内一日観光」ツアーに参加。観光ポイントの殆どは岸壁から約30分の市中心部にある。「野口英世通り」は細い通りで、小さいプレートを見てそれと分かるもの。市街地のグアヤス川添いは「マレコン公園」として整備されていて、その一部に「記念碑ラ・ロトンダ」があり、そこで下車。南米独立の父、シモン・ボリバールとサンマルティンが独立後の国境線など南米大陸の未来を二人だけで密談した場所でその記念碑が建てられている。ここから市の中心に向かって10月9日通り(9 de Octubre)がのびている。(写真左:記念碑ラ・ロトンダ 右:市内景観)
人類学・現代美術博物館
少し進んでシャトルバスの発着所の隣にある「人類学・現代美術博物館(Museo Anthopologico de Arte Contemporaneo)」で下車、見学となった。エクアドルに人類が到達したのは一万年前で、バルディビア文化(紀元前3,900~1,700年)の土器、その後の土器が展示されている。この時期の土器は日本の縄文土器との類似性が指摘されている。博物館の脇にサンタ・アナの丘(Centro Santa Ana)があり、上まで行くのに440段の階段を上らなければならない。この丘を右に見ながら走って民芸・工芸品市場でお買い物タイムの後オロ・ベルデ・ホテル(Oro Verde)でバイキング形式の昼食となった。(写真上左:博物館外観 上右・下展示品)
セミナリオ公園
セミナリオ公園(Parque Seninario)、カテドラルの前にある公園で独立の英雄シモン・ボリバールの騎馬像が建っている。しかし、これらには関心が向かない。というのは、この公園には100匹以上のリクイグアナが放し飼いにされているから。おとなしく人を全く気にしていない。大きいのは1mを超え、小さいのは緑色をしている。木の枝にもたくさん上っている。(写真 セミナリオ公園のイグアナ 左:雄 右:雌)
(写真:セミナリオ公園のイグアナ)
パンタナル動物園
セミナリオ公園から30分ほど走った郊外にあるパンタナル動物園(Zoo el Pantanal)が本日最後の訪問地。いきなり数頭のゾウガメのお出迎え。ブロッコリーを食べている最中だった。その背後にはフラミンゴ、数種類のサル(ニホンザルもいて、何となく懐かしさを感じてしまう)を始めさまざまな動物をみることが出来た。(写真左:動物園入口 右:ゾウガメとフラミンゴ)
サンタ・アナの丘
5月14日、市内散策の後、サンタ・アナの丘の444段に挑戦した。丘の上には教会と灯台があり、灯台に上がるにはさらに52段の階段を上らなければならない。しかし、そこから360度の展望は素晴らしい。(写真左:カテドラル 右:サンタ・アナの丘灯台からの眺め:市街)
(写真左:サンタ・アナの丘灯台からの眺め:上流方向 右:下流方向)