2008年には図らずも尾瀬国立公園を二度訪問することができました。心配された天候は、予報を裏切って雨具不要でした。前日の登山者はひどい目にあったとのことで、登山路の様子からも窺うことができました。 会津駒ヶ岳登山路水場から上の樹林帯、頂上付近、富士見林道(以上7/15)、尾瀬大江湿原・小淵沢田代方面(7/16)の順に紹介します。 |
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会津駒ヶ岳登山路、水場から上の樹林帯 1700m〜2000m 7/15 | ||
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エンレイソウ (ユリ科) 延齢草 花びら状のものはガク。ミヤマエンレイソウはこれが白い。 |
マイヅルソウ (ユリ科)舞鶴草 登山道の脇に良く生えている。葉脈を鶴の羽に見立てたという。 |
ヤマトユキザサ (ユリ科) 大和雪笹 高山生のユキザサ。雌雄異種、これは雄株。 |
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ツマトリソウ (サクラソウ科) 褄取草 花は7つに裂けている。命名には文化への教養を感じる。 | ミツバオウレン (キンポウゲ科) 三葉黄蓮 白い萼の上に小さく黄色い花弁がある。→ 拡大写真 |
コミヤマカタバミ (カタバミ科) 小深山酢漿草 亜高山生のカタバミ。道の脇によく見られる。 |
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アカモノ (ツツジ科) 赤物 山の林縁などに生える。白と赤のコントラストがかわいい。 |
オオバノヨツバムグラ (アカネ科) 大葉の四葉葎 高山の林の中に生える。4枚の葉と3脈がある。 |
尾瀬国立公園設立記念バッジ 檜枝岐村制作 |
会津駒ヶ岳頂上付近 2000m〜2100m | ||
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イワカガミ (イワウメ科) 岩鏡 花数が多い。他にコ−、オオ−、ヒメ−、タカネ−がある。 |
ショウジョウバカマ (ユリ科) 猩猩袴 雪が消えるとすぐ開花する。花色は濃淡あり。 |
チングルマ (バラ科) 稚児車 代表的な高山植物、低木。花後も面白い。 |
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ハクサンコザクラ (サクラソウ科) 白山小桜 草原の雪が消えると咲く。会津駒ヶ岳には多い。 |
イワイチョウ (ミツガシワ科) 岩銀杏 葉がイチョウを連想させる? 湿地に多い。 |
サンカヨウ (メギ科) 山荷葉 2枚の大きな葉の中央に白い花。荷葉はハスの葉の意味とか。 |
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ヒメアカバナ (アカバナ科) 姫赤花 駒ヶ岳の山頂で。花の下に長い子房がある。 |
ベニサラサドウダン (ツツジ科) 紅更紗満天星 サドウダンの変種。色が濃い。 |
ワタスゲ (カヤツリグサ科) 綿菅 実に長い白毛があり、その方で有名。黄色いのは雄しべ。 |
会津駒ヶ岳駒の小屋〜富士見林道 2000m〜1900m | ||
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ハクサンシャクナゲ (ツツジ科) 白山石楠花 各地の高い山に分布。氷河時代の生き残り。 |
ムラサキヤシオ (ツツジ科) 紫八汐 山地のツツジ。葉とほぼ同時に開花する。 |
ウラジロヨウラク (ツツジ科) 裏白瓔珞 花冠の先が5裂して反り返る。瓔珞は仏像の飾り。 |
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タニウツギ (スイカズラ科) 谷空木 山地の日当たりの良いところを好む。 |
オガラバナ (カエデ科) 麻幹花 山地生のカエデ。花序が立つ。材が麻の幹に似ると。 |
イブキゼリモドキ (セリ科) 伊吹芹疑 この仲間は似たものが多く、写真では調べにくい。 |
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シナノキンバイ (キンポウゲ科) 信濃金梅 高山の湿気のある草地にある。鮮黄色がよく目立つ。 |
シラネアオイ (シラネアオイ科) 白根葵 山地にしては大きい花の青紫色が美しい。 |
ハクサンフウロ (フウロソウ科) 白山風路 高い山の草地に生える。ピンクの花が目を惹く。 |
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タテヤマリンドウ (リンドウ科) 立山竜胆 高い山の湿地で雪が消えると咲く。小型のリンドウ。 |
ハナニガナ (キク科) 花苦菜 登山道の脇にずっと咲いていた。 |
ミヤマキンバイ (バラ科) 深山金梅 黄色い花くらいの意味か。これも登山道のわきなどにある。 |
尾瀬大江湿原・小淵沢田代方面 1880m〜1660m 7/16 | ||
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ハクサンチドリ (ラン科) 以下、準備中です |
トキソウ (ラン科) 説明 |
ヒメザゼンソウ (サトイモ科) 高さ数センチくらいでザゼンソウより小さい → 拡大写真 |
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レンゲツツジ (ツツジ科) 説明 |
ワタスゲ (カヤツリグサ科) 説明 |
ニッコウキスゲ (ユリ科) シカの食害が進んで木道の脇にだけ残っている → 湿原の様子 |
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ハリブキ (キク科) 説明 |
オククルマムグラ (アカネ科) 説明 |
カラマツソウ (キンポウゲ科) 説明 |
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ヒメクワガタ (ゴマノハグサ科) 説明 |
オオバミゾホオズキ (ゴマノハグサ科) 説明 |
ミヤマツボスミレ (スミレ科) 説明 |
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ズダヤクシュ (ユキノシタ科) 説明 |
ヒオウギアヤメ (アヤメ科) 説明 |
ゴゼンタチバナ (ミズキ科) 説明 |